関西最大級の観光ぶどう園「有田巨峰村」オープン、和歌山県有田川町
2024年08月18日 18時00分
有田川町の観光農園「有田巨峰村(ありだきょほうむら)」で、きょう(18日)、本格的なシーズンの始まりを告げるオープニングセレモニーが行われ、早速、ぶどう狩りを楽しむ、家族連れの歓声が聞かれました。
有田巨峰村は、有田川町川口(かわぐち)の高原地帯にある甲子園球場のおよそ5倍、21ヘクタールという関西最大級の広さを誇る観光ぶどう狩り園です。
オープニングセレモニーは、この日、午前11時から、有田巨峰村の共撰(きょうせん)会場前で、和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事や有田川町の中山正隆(なかやま・まさたか)町長らも出席して行われました。
そして、有田巨峰村組合の寺垣文男(てらがき・ふみお)組合長が、「今年は、夏の日照りが例年になく強く、苦労したが、幸い、ぶどうは色も黒く着色し、甘い味に育っている」とあいさつしました。
来賓で出席した岸本知事は、「有田巨峰村は、1982年に観光ぶどう農園を開園し、40年あまり、観光農園として成功し、関西一のぶどう農園といわれている。これからは、日本一のぶどう農園を目指して、頑張ってほしい」と激励しました。
このあと、地元の保育園児が、風船を飛ばし、また、餅まきも行われ、開園を祝いました。そして、ぶどう農園では、早速、家族連れらが、ぶどう狩りを楽しみ、歓声があがっていました。
有田巨峰村の入園料は、中学生以上が1000円、小学生が700円で、来月(9月)下旬まで開園しています。