南海高野線で人身事故、一時運転見合わせ、ダイヤに乱れ
2024年08月18日 13時47分
きょう(18日)午前、大阪・堺市内の南海高野線で人身事故があり、一部区間で一時運転を見合わせ、ダイヤが乱れました。
きょう午前11時すぎ、堺市東区内の南海高野線、萩原天神(はぎはらてんじん)駅と北野田(きたのだ)駅間を走行していた難波(なんば)発橋本(はしもと)行き6両編成の下り区間急行列車の運転士が、右側から線路を横断していた男性を見つけ、非常ブレーキをかけるとともに警笛を鳴らしましたが間に合わず、接触しました。
乗客乗員にケガなどはありませんでしたが、この事故で、南海高野線は、中百舌鳥(なかもず)駅と河内長野(かわちながの)駅間の上下線で、一時、運転を見合わせました。
その後、午後0時40分頃から、順次運転は再開されましたが、後続列車など、上下あわせて18本が運休し、13本に最大1時間20分の遅れが出て、およそ1万5千人に影響しました。また、JR線、地下鉄線、近鉄線などで振り替え輸送が行われました。
事故現場は踏切のない線路でした。警察が事故の原因などを詳しく調べています。