【南海トラフ地震臨時情報】閉鎖、中止、延期まとめ

2024年08月11日 16時12分

交通災害・防災経済

「南海トラフ地震」臨時情報が発表されたことに伴い、和歌山県南部の沿岸部に位置する市や町では、今回の日向灘(ひゅうがなだ)地震の発生から、概ね1週間程度という期間を設け、海水浴場や付帯施設を閉鎖や臨時休業に、花火大会などのイベントについては、中止や延期、また、内容の変更が図られました。今はちょうど、夏休みやお盆の期間で、観光客や帰省客が多い時期を直撃した格好で、ホテルなどの宿泊施設では、キャンセルも相次いでいて、各方面への影響が大きくなっています。

田辺市では、田辺扇ヶ浜(おうぎがはま)海水浴場が臨時閉鎖し、付帯する飲食店などは臨時休業となりました。

白浜町では、白良浜(しららはま)・江津良(えづら)・臨海浦(りんかいうら)・椿(つばき)の各海水浴場は閉鎖、白良浜海水浴場に付帯する白良浜売店、白良浜駐車場、しらら・はまゆう駐車場は、臨時休業となりました。このほか、千畳敷(せんじょうじき)[南湯崎(みなみゆざき)公園]は立入禁止、町営浴場の崎の湯(さきのゆ)、露天風呂しらすな、白良湯(しららゆ)は臨時休業となり、10日に開催予定だった「2024南紀白浜花火フェスタ」は中止されました。

すさみ町では、町内の海水浴場は閉鎖、すさみ海水浴場でのSUP(サップ)やカヤックなどのアクティビティ、フェニックス褶曲(しゅうきょく)園地の利用、海岸線での体験はすべて休止とし、15日に開催予定だった「すさみ花火大会」は18日に延期となりました。

串本町では、橋杭(はしぐい)・田原(たわら)・白野(しらの)の各海水浴場を閉鎖、南紀串本観光協会古座(こざ)が実施する「古座川のカヌーレンタル&体験」は、コースを変更し、古座川中流域までとなりました。

那智勝浦町では、ブルービーチ那智(なち)と玉の浦(たまのうら)の各海水浴場は閉鎖、11日に開催予定だった「第15回那智勝浦町花火大会」は、当面延期となりました。

太地町では、くじら浜(はま)海水浴場を閉鎖、14日に開催予定だった「太地町花火大会」は19日に延期されました。

新宮市では、三輪崎(みわさき)海水浴場を閉鎖、13日に開催予定だった「第62回新宮花火大会」は、20日に延期されました。

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