大阪市内の南海高野線踏切で人身事故、ダイヤ乱れ
2024年08月11日 11時31分
きょう(11日)午前、大阪市内の南海高野線(なんかい・こうやせん)踏切で、人身事故があり、高野線は、一時、一部区間で、運転を見合わせました。この事故で乗客・乗員にケガなどはなく、南海高野線は、午前10時頃に全線で運転が再開されました。
きょう午前8時すぎ、大阪市内の南海高野線、住吉東(すみよしひがし)・沢ノ町(さわのちょう)駅間の踏切で、女性らしき人物が線路に入るのを難波(なんば)発和泉中央(いずみちゅうおう)行きの8両編成の準急の運転士が見つけ、非常ブレーキをかけるとともに、警笛を鳴らしましたが間に合わず、はねました。
この事故で、南海高野線は、難波・堺東(さかいひがし)駅間の上下線で運転を見合わせ、JR線や近鉄線などで、振り替え輸送を実施しました。その後、南海高野線は、午前10時頃に、全線で運転が再開されましたが、この事故で、上下あわせて22本が運休し、後続の列車など36本に、最大1時間半程度の遅れが出て、およそ1万2千人に影響しました。大阪府警・住吉警察署で、事故の原因などを調べています。