南海トラフ巨大地震注意・岸本知事「少なくとも1週間程度は避難の準備と備蓄を」

2024年08月08日 21時55分

災害・防災社会

きょう(8日)夕方、南海トラフ巨大地震の想定震源域となる日向灘()(ひゅうがなだ)を震源とするマグニチュード7・1の地震の発生を受け、気象庁はきょう午後7時15分に「巨大地震注意」を発表しました。

県の災害対策本部のもよう(8月8日・和歌山県庁南別館)

和歌山県は災害対策本部を設置し、本部長の岸本周平知事は、県民に「少なくとも1週間程度は、避難経路や避難場所の確認、備蓄を行い、警戒を強めて欲しい」と呼びかけました。

県では、地震発生直後の午後5時に災害対策本部を設置し、巨大地震注意が発表された午後7時15分に災害対策本部非常体制2号に引き上げて、本庁・振興局・出先機関の職員あわせて950人を配備して警戒にあたっています。

いまのところ、和歌山県内での被害は確認されていませんが、県では、被災時に速やかに復旧に取りかかれるよう、各部局が準備にあたることを確認しました。

県民に警戒を呼びかける岸本周平知事

岸本知事は、県民にこの先少なくとも1週間程度は警戒し、避難や備蓄状況を確認するとともに、市町村の情報に注意するよう呼びかけました。

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