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KDDIが県・世界遺産協議会に11回目の寄付

2024年08月07日 18時31分

歴史・文化社会

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の保全と活用に役立ててもらおうと、通信大手のKDDIは、きょう(7日)和歌山県世界遺産協議会に寄付金を贈りました。

記念写真撮影に応じる下副知事と江口関西総支社長

KDDIが県・世界遺産協議会に寄付するのは、今回で11回目です。

KDDIは、社員が内外で行った社会貢献活動をポイントとして積み立て、貯まったポイントを現金化し、社員が推薦する慈善団体などに寄付する「+αプロジェクト」を展開しています。

活動の一環として、ことし(2024年)5月には、社員とその家族、計73名で熊野古道の道普請()や、北山村のおくとろ公園・遊歩道の清掃活動が行われました。

きょう(7日)、和歌山県庁にKDDI株式会社の江口()高介()関西総支社長が訪れ、県・世界遺産協議会・会長代理の下宏(副知事に寄付目録を贈呈し、下副知事から江口総支社長に感謝状が贈られました。

感謝状を受け取る江口関西総支社長

下副知事は、「毎年のように寄付を頂き、また道普請の活動も長く続けていただいて大変感謝している」とお礼を述べました。

これに対し江口関西総支社長は、「世界遺産を自分の手で直すことができるというのは大変貴重な機会。この活動を未来につなぐことが我々の使命だと思っている」と話しました。

寄付金は今後「紀伊山地の霊場と参詣道」の文化的景観の保存や観光誘致活動に役立てられます。

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