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イルカ漁前に現地警戒所 反捕鯨団体の活動監視 太地町

2024年08月06日 18時21分

事件・事故社会

イルカなど小型鯨類の追い込み漁が太地町で来月(9月)1日から始まるのを前に、きょう(6日)、反捕鯨団体などの違法な活動を監視する現地警戒所の開所式が開かれました。

警戒所は漁が行われる太地町の畠尻(はたけじり)湾近くの高台に、和歌山県警察が2020年に建設したもので、漁期が終わる来年3月末まで警察官が交代で24時間常駐します。

開所式では、県警の増田雅美(ますだ・まさよし)警備部長が、多くの反捕鯨団体の活動家が来町する恐れがあるとして「住民が安心して生活できるよう一丸となって最善を尽くしてほしい」と訓示したあと、パトカーに乗り込んだ警察官が警戒所から町内の巡回に出発しました。

県警によりますと、去年は活動家とみられるおよそ50人が町で確認されましたが、違法な妨害はなかったということです。

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