和歌山市内の中学生が制作した美術作品を展示する「令和６年度　和歌山市中学校美術展」が、和歌山県民文化会館で開かれています。

この美術展は、中学生の美術作品を広く一般に鑑賞してもらい、日ごろの取り組みを紹介しようと、毎年夏休みに和歌山市中学校美術展実行委員会が開催しているもので、今年で３０年目です。

今年度は２０校が参加し、風景画や自画像などの絵画や石()粉()粘土で作った食品サンプル、陶芸作品など、過去１年間に授業で制作した作品や美術部の作品が展示されています。このうち２年の生徒が１枚の絵を制作するため分割して描き、担当したパーツを繋ぎわせて一枚の絵にするという作品もあります。

会場には個性豊かな作品が並べられ、なかには制作に対する想いなど説明も加えられたものもあり、訪れた人は一つ一つの作品をじっくり鑑賞していました。

「和歌山市中学校美術展」は、和歌山県民文化会館大・中・小展示室で、今月（８月）４日まで開催されています。