新宮市・カツオノエボシ確認の三輪崎海水浴場を当面遊泳禁止に
2024年07月30日 18時53分
新宮市は、市内南部の三輪崎(みわさき)海水浴場で、クラゲの一種で、刺されると強い痛みが走り、死亡する例もみられる「カツオノエボシ」が確認されたとして、きょう(30日)から当面の間、遊泳を禁止し、市民に海岸に近づいたり、カツオノエボシに触れないよう、注意を呼びかけています。
カツオノエボシは、体長が5センチから10センチ程度で、長さ数十センチ程度の触手を持っていて、名前のとおり、青い烏帽子に似た浮き袋があります。刺されると、電気ショックを受けたような強い痛みを感じるほか、過去には死亡した人もいて、大変危険なクラゲです。
新宮市では、三輪崎海水浴場でカツオノエボシがいるのを確認したとして、きょうからしばらくの間、遊泳禁止にして、市民に海に近づいたり、触ったりしないよう、ホームページやXなどで注意を呼びかけています。
また、死んだカツオノエボシも大変危険なので、見つけても絶対に触らないよう、あわせて呼びかけています。