次の衆議院選挙の新しい和歌山２区に、元・兵庫県議会議員で選挙コンサルタント業の小西彦治()(こにし・ひこじ)氏５２歳が、無所属で立候補することを表明しました。

小西氏は、１９７１年、兵庫県伊丹市()の出身で、兵庫県議会議員や伊丹市議会議員を経たのち、和歌山県印南町()(いなみちょう)をはじめ、全国各地の市長選挙や町長選挙に立候補し、いずれも落選しています。

きょう（２９日）午後、和歌山県庁で記者会見を開いた小西氏は、和歌山２区で立候補する理由について「自民党の裏金問題を風化させてはならない。和歌山２区では裏金問題に関係する立候補予定者と、共産党の立候補予定者もいるが、いずれにも投票したくない人への最大公約数的な受け皿となることで、有権者の真の声に応えられる」と語り、裏金問題の是正や、ベーシックインカムの導入、安楽死の推進などを政策に掲げました。

次の衆議院選挙からは「１０増１０減」により和歌山県の選挙区が改正され、和歌山・岩出・紀の川の３市を除くすべての市町村が新しい和歌山２区に再編されます。

２区にはこれまでに、共産党の新人で元・和歌山県議会議員の楠本文郎()(くすもと・ふみろう)氏６９歳と、自民党から立候補する予定の新人・二階伸康()(にかい・のぶやす)氏４６歳が 立候補を表明しています。