【高校野球】和歌山大会、智辯和歌山2年ぶり27回目の優勝/和歌山県
2024年07月29日 16時36分
和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われている 第106回全国高校野球選手権和歌山大会は16日目のきょう(29日)、決勝戦が行われ、 智辯和歌山が4対2で近大新宮に勝って選手権和歌山大会では2年ぶり27回目の優勝を果たし甲子園出場を決めました。
甲子園出場をかけた選手権和歌山大会では2007年第89回大会の智辯和歌山対高野山以来の私学対決の決勝戦となり春の近畿大会で準優勝し、27回目の甲子園出場目指す智辯和歌山に初の甲子園出場を目指す近大新宮が挑みました.
5回まで無得点でしたが智辯和歌山が6回以降得点を重ね4対0と試合をリードしました。近大新宮は9回2アウトから連続ヒットやエラーなどで2点を挙げ
追い上げましたが及ばず智辯和歌山が4対2で試合を決め和歌山大会の優勝を決めました。勝った智辯和歌山は、8月7日(水)から兵庫県の阪神甲子園球場で
開幕する第106回全国高等学校野球選手権大会に和歌山代表として出場します。
この試合の詳報は以下の通りです。近大新宮は、先発のエース・響(きょう)、
田中(たなか)、小田島(おだしま)と小刻みな継投で智辯和歌山打線を前半無得点に抑えました。一方、智辯和歌山も先発の2年生エース・渡邉(わたなべ)が近大新宮打線を前半無得点に抑え、0対0のままゲームは5回まで進みます。
均衡を破ったのは智辯和歌山で6回表、近大新宮の3人目、小田島(おだしま)からツーベースヒットで出た途中出場の3番・高桑(たかくわ)を2塁いて
5番・松嶋(まつしま)のレフトへのタイムリーヒットで1点を先制しました。
さらに、7回表にもツーアウトからマウンドに上がった近大新宮の4人目・
西田(にしだ)に対してヒットとフォアボールで2塁・1塁として高桑(たかくわ)のレフトへのタイムリーヒットで1点を追加しました。
智辯和歌山は8回にも2本のヒットと犠牲フライなどで2点を追加し4対0としました。近大新宮は8回まで智辯和歌山も先発の2年生エース・渡邉(わたなべ)に対して5安打無得点に抑えられてきましたが、9回裏ツーアウトから3連打で満塁とし、内野のエラーで2点を返して粘りを見せましたが、 最後は渡邉(わたなべ)に代わってマウンドに上がった中西が反撃を断ち切って4対2で智辯和歌山が近大新宮を破って選手権和歌山大会で2年ぶり27回目の優勝を果たしました。