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県内で手口が異なる特殊詐欺事件相次ぐ、県警が注意呼びかけ/和歌山県

2024年07月26日 15時09分

事件・事故社会

和歌山市内で手口が異なる特殊詐欺事件が相次いでいて警察は市民に被害に遭わないよう注意を呼びかけています。和歌山市内では今月21日から25日までの間に少なくとも3件の特殊詐欺事件が発生しています。警察によりますと40代の男性は自宅で副業ができるという動画アプリの広告にだまされ、「スクリーンショットにしてアクセスすれば金がもらえる」といわれるまま操作したところ入金があったため信用してしまいました。その後被害者の男性はSNSで株の売買のサイトに誘導され操作したところ操作ミスを理由に6回に渡りおよそ60万円をだまし取られました。再度金を請求され不審に思い被害に遭ったことがわかりました。

また50代の男性はSNSで知り合った女性を名乗る相手を信じ込み、ネットショップの経営を勧められて携帯電話のアプリを操作して合わせておよそ200万円をだまし取られました。

このほか80代の女性は「10年以上使っているキャッシュカードは使えない」と自宅の電話にかかってきた銀行員を名乗る男の話にだまされ、訪問してきた男にキャッシュカードをだまし取られました。被害者の女性は現金100万円が口座から引き出されていることを金融機関から指摘されて事件にあったことに気が付きました。

県警は一度もあったことのないSNS上の異性の誘いによる特殊詐欺や副業で金が儲かるといったネットの詐欺に加え、「カードが使えなくなる」とか「還付金がある」などと言った従来型の特殊詐欺が後を絶たないことから市民に対し警戒をよびかけています。こうした電話や訪問での誘いやネットでのやり取りはまず特殊詐欺の手口だと心得て県警に相談するよう呼びかけています。

県警の特殊詐欺被害防止相談ダイヤルは0120-508-878(これはわなや)です。

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