有田川町「しみず温泉」リニューアルオープン

2024年07月23日 16時44分

イベント社会経済

1988年(昭和63年)にオープンした有田川町(ありだがわちょう)の「しみず温泉」がリニューアルされ、その完成を祝う記念セレモニーが、きょう(23日)開かれ、施設が公開されました。

テープカットでリニューアルを祝う関係者ら(7月23日・有田川町清水「しみず温泉」)

しみず温泉は、開業から40年近くが経過し、魅力の向上と施設の老朽化対策が課題となっていました。

森林の景色が楽しめる温泉浴槽

そこで町は、地元の清水地区などで生産される木材「紀州材」を施設内の家具にふんだんに使用して木の温かみを感じられる空間を演出したほか、県内では珍しい温泉水のミストサウナや水風呂を設置しました。

新設された温泉水のミストサウナ

浴室にある大きな窓からは、清水地域の豊かな自然を楽しみながら温泉に入ることができ、訪れる人の癒しとなる温泉施設を目指しています。

紀州材の香りが心地よい休憩スペース

有田川町商工観光課の友石敦司(ともいし・あつし)さんは「弱アルカリ性の美人の湯といわれる泉質です。高野山も近くて、歴史と自然を感じるこの町で、ぜひゆっくりして欲しい」と話していました。

しみず温泉は、阪和自動車道の有田インターから車でおよそ1時間のところにあります。観光客の誘致だけでなくワーケーションでの利用促進も進めています。

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