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和歌山市と日産自動車・和歌山日産自動車・日産プリンス和歌山販売が電気自動車普及などで連携協定

2024年07月18日 19時53分

災害・防災社会

和歌山市は、電気自動車の普及促進と災害時における電気自動車の活用を図るため、日産自動車と県内の日産販売会社が連携協定を結ぶことになり、きょう(18日)和歌山市役所で締結式が行われました。

協定締結後の記念撮影

締結したのは、日産自動車、和歌山日産自動車、日産プリンス和歌山販売の3者で電気自動車を活用した脱炭素化や災害時の強靭化で連携するためです。

きょう(18日)和歌山市役所で行われた締結式では、日産自動車西日本リージョナルセールスオフィスの青木基樹(あおき・もとき)地域担当部長や県内の販売会社の代表らと和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が、署名し、協定書を取り交わしました。

協定書への署名

今回の協定では地域の脱炭素化や強靭化の実現を目指す和歌山市が、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」に賛同して結ばれたものです。

今後は、災害による停電が発生した際に、蓄電池としても活用できる電気自動車が販売会社から貸し出されるほか、和歌山市は電気自動車普及に向けた施策などに取り組んでいくということです。

尾花市長は、「和歌山市は2030年度にむけて温室効果ガス排出量を50%削減するという目標を掲げている。目標達成のためにも電気自動車の普及を連携して推進していきたい。また災害対応についても心強く思っている」と話しました。

締結式後には、車のバッテリーから電気を取り出すデモンストレーションも行われ、尾花市長自らどのような手順で電気自動車を蓄電池として利用するのかを確認していました。

デモンストレーションをする尾花市長

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