株式会社玉林園が新たに工場を新設することになり、和歌山県と和歌山市との３者による立地協定調印式がきょう（１７日）和歌山市役所で行われました。

株式会社玉林園は和歌山市出島に本社を置き、食品の製造、販売などを行っています。

今回の工場増設は、主力商品の一つであるグリーンソフトをはじめとしたアイスクリームの受注増加に対応するため、生産能力を拡張するものです。

きょう（１７日）、和歌山市役所の市長室で行われた調印式では、和歌山市の尾花正啓（おばな・まさひろ）市長、玉林園の林和宏（はやし・かずひろ）代表取締役らが、それぞれ協定書にサインしました。

挨拶の中で尾花市長は、「和歌山を代表する企業であり、今回の工場新設をうれしく思う。ぜひこれからも頑張ってください」と話しました。

林代表取締役は「当初の計画より相当困難が待ち受けていると思うが、ここでやるしかないと思っている。これからもご支援をよろしくお願いします」と意気込みを語りました。

工場は和歌山市出島に増設され、２０２６年３月に操業を開始する予定です。