【高校野球】大会7日目 近大新宮と南部が3回戦へ

2024年07月17日 18時27分

スポーツ

第106回全国高校野球選手権和歌山大会は、7日目のきょう(17日)2回戦2試合が行われ、近大新宮と南部が勝って3回戦に進出しました。

第1試合は近大新宮と箕島が対戦しました。

この試合、先手を取ったのは箕島。

3回表、ワンアウトから1番・澤 甚太郎(さわ・じんたろう)、2番・西川(にしかわ)が連打でチャンスを作ると3番・キャプテン國友(くにとも)の右中間にタイムリースリーベースヒットで2点を先制しました。

さらにワイルドピッチで3塁ランナーが返って3対0とリードを広げました。

序盤再三のチャンスを活かすことができなかった近大新宮は5回裏、ツーアウト3塁・2塁のチャンスにワイルドピッチでようやく1点を返しました。

さらに6回裏にも、箕島の2番手・谷本(たにもと)、3番手・牧野幹太(まきの・かんた)に対してワンアウト3塁・2塁のチャンスを作り、1番・李(い)の犠牲フライで1点差に詰め寄りました。

また、8回裏には、フォアボルと盗塁などでランナーを3塁に進め、2番・瀧ヶ平(たきがひら)のレフトへのタイムリーヒットで同点。

3番・和嶋(わじま)のレフト線を破るタイムリースリーベースヒットで逆転に成功、近大新宮はこの後1点を追加してこの回3点を挙げ5対3とリードを奪いました。

箕島は、3回に3点を挙げてリードを奪ったものの、近大新宮の先発・西田(にしだ)をはじめ田中(たなか)、響(きょう)、小田島(おだじま)の投手リレーの前に追加点を挙げることができませんでした。

3年連続の初戦突破を果たした近大新宮は、大会11日目(22日)の第1試合で高野山と熊野の勝者と対戦します。

第2試合は和高専と南部が対戦しました。

南部は1回裏、和高専の先発・エース池田(いけだ)の立ち上がりを攻めて2本のヒットとフォアボールでツーアウト満塁として6番・檜皮(ひわだ)のライトへのタイムリーヒットで2点を先制。

4回裏に1点を追加した南部は7回裏、ツーアウトから2つのフォアボールとヒットで満塁として8番・大西(おおにし)の右中間を破るタイムリースリーベースで3点を追加して6対0とし、ゲームを決めます。

和高専も9イニングスのうち6度、ランナーをスコアリングポジションに進めチャンスを作りますが、あと1本が出ず、南部の先発・エース小松(こまつ)、8回からマウンドに上がった白石(しらいし)の2人の投手から8安打を放ちながら無得点に終わりました。

結局、6対0で南部が勝って2年ぶりの初戦突破を果たしました。

勝った南部は、大会11日目(22日)の第3試合で海南と初芝橋本の勝者と対戦します。

大会8日目のあす(18日)は、第1試合で日高中津と和歌山商業、第2試合で那賀と和歌山北が3回戦進出をかけて対戦します。

和歌山放送では試合の模様を午前8時50分から実況生中継でお送りします。

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