夏の高校野球和歌山大会6日目結果、シード校智辯和歌山など勝ち進む
2024年07月16日 16時39分
第106回全国高校野球選手権和歌山大会は、6日目のきょう(16日)2回戦3試合が行われ、今大会最後のシード校・智辯和歌山が登場するなど、注目の熱戦が繰り広げられ、和歌山南陵、智辯和歌山、桐蔭が勝ち進みました。
紀北農芸と和歌山南陵が対戦した第1試合は、和歌山南陵が初回、3番・松下のタイムリースリーベースと相手のエラーで2点を先制しました。
和歌山南陵は、2回に7番・山塚の大会第2号のソロホームラン、さらに4回にも1点を追加して、4対0とリードを広げました。
対する紀北農芸は試合中盤までランナーを出すものの、和歌山南陵の先発・松下、9回から継投した山塚の前に得点できず、結局、4対0で和歌山南陵が勝ちました。
第2試合は、シード校・智辯和歌山と笠田(かせだ)が対戦し、智辯和歌山がシード校の意地を見せ、7対0でコールド勝ちしました。
序盤は両チームとも得点できず、こう着状態でしたが、4回に智辯和歌山の3番・奥の大会第3号ソロホームランと、7番・松本の大会第4号のソロホームラン、さらに4番・花田のヒットと相手のエラーなどが重なり1点を追加し、3点を先制しました。さらに5回にも2点追加して5対0とリードを広げた智辯和歌山は、7回にヒットや相手のエラーにより2点をあげ、7対0、コールド勝ちを収めました。
第1試合と第2試合で勝った和歌山南陵と智辯和歌山は、大会12日目(23日)の第1試合で対戦します。
和歌山工業と桐蔭が対戦した第3試合、桐蔭は2回、4番・淡路のレフトへの2塁打のあと、着実に選手を送るプレーで1点を先制しました。
さらに同じ回、フォアボールと、8番・中尾のセンター前ヒットに相手のエラーが重なり1点を追加し、2対0としました。また桐蔭は6回、7番・生駒のスクイズと8番・中尾のタイムリーでさらに2点を追加し、リードを広げました。
対する和歌山工業はランナーを出しながらあと1本が出ず、結局、4対0で桐蔭が勝ちました。
勝った桐蔭は、大会10日目(21日)の第2試合で那賀対和歌山北の勝者と対戦します。
大会7日目のあす(17日)は、第1試合が近大新宮対箕島、第2試合が和高専対南部の2試合が行われます。
和歌山放送では、あすもラジオで全ての試合を実況中継でお伝えします。