関空新ルート案・和歌山など3府県知事「受入れ」和歌山市長は歓迎

2024年07月15日 17時05分

交通政治経済

関西国際空港の発着容量を増やすため、新しい飛行ルート案を導入するかを話し合う「関西3空港懇談会」が、きょう(15日)大阪市内で開かれ、関係する和歌山・大阪・兵庫の3府県の知事が、導入の受け入れを表明しました。

関西国際空港の上空より(6月25日・全日空機にて)

今回は、懇談会の依頼を受けて国が提示した新しい飛行ルート案について検証結果を確認し、来年の大阪・関西万博を見据えて、海外からの誘客促進と経済の活性化をはかることや、その後の関西全体の更なる経済成長につなげるとする方針を確認しました。

そして、空港周辺の和歌山・大阪・兵庫の3府県の知事が新しい飛行ルートを受け入れる考えを表明しました。

和歌山市の尾花市長

これを受け、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)()市長は「和歌山市にとっても、関空は国内・海外からの観光誘客に必要不可欠で、万博やその先の関西全体の更なる経済成長のため年間30万回の発着容量を目指すことに歓迎する」とコメントし、空港と共に発展する地域づくりに力を入れる考えを改めて示しました。

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