大たいまつの炎乱舞、熊野那智大社の扇祭り

2024年07月14日 16時17分

社会

那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社できょう(14日)、例大祭の「那智の扇祭り」が行われました。これは、神々が年に1度、12体の扇みこしに乗り、ご神体の滝の前に戻るとされる神事です。

那智の滝前で、白装束の氏子たちが「ハーリャ、ハーリャ」と勇ましい声を上げて、大たいまつを担いで進むことから、火祭りとも呼ばれています。重さ30キロから50キロにもなる大たいまつは12本あり、氏子たちが1人1本ずつ担ぎ、勇壮な炎の乱舞に、大勢の観客が見入っていました。

川崎市から訪れた36歳の会社員の男性は、「大たいまつの炎を間近で見られて、熱さも体験できた。大迫力だった」と喜んでいました。

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