【高校野球】和歌山大会3日目 初芝橋本、日高 2回戦へ

2024年07月13日 18時23分

スポーツ

第106回全国高校野球選手権和歌山大会は、3日目のきょう(13日)1回戦残る2試合が行われ、初芝橋本と日高が勝って2回戦に進出しました。

第1試合は初芝橋本と慶風が対戦、1回表初芝橋本は、慶風の先発・エースの井上(いのうえ)の立ち上がりせめ、デッドボールのランナーを2塁と1塁に置いて4番・芝田(しばた)の左中間を破るタイムリーツーベースで2点を先制しました。

さらに相手エラーや2本のヒットで2点を追加し、4対0とリードを広げ、ゲームの主導権を握りました。

さらに4回表には4本の長短打を集めて3点を追加。7回にも慶風が繰り出す3人の投手から3本の長短打にフォアボールを絡めて3点を追加してゲームを決めます。

慶風も4回裏には4番・平良(たいら)がチーム初安打となる大会第1号のホームランをレフトに放って1点を返し、さらに7回にも2点を挙げて粘りを見せますが、結局10対3の7回コールドで初芝橋本が勝って選手権和歌山大会は3年ぶりの初戦突破を果たしました。

勝った初芝橋本は、大会9日目(18日)の第2試合で海南と対戦します。

また、第2試合は、日高と粉河が対戦しました。

日高は3回裏、ヒットと送りバントでワンアウトランナーを2塁と先制のチャンスに1番・山﨑(やまさき)が左中間を破るタイムリースリーベース。さらに、2番・佐藤(さとう)、3番・酒井(さかい)の連続タイムリーで2点を追加、3対0とリードを広げました。

粉河は6回表、ツーアウトからフォアボールとエラーなどで1点を返しましたが、これが精いっぱい。

日高は6回には2本のヒットに足も絡めて2点を追加。

守っては日高の先発、サウスポーの松山(まつやま)が、力のあるストレートに縦のスライダーを織り交ぜて粉河打線を3安打1失点、12の三振を奪う力投で付け入るスキを与えず、結局、5対1で日高が粉河を破り、選手権和歌山大会では中止となった102回大会を挟んで7大会連続の初戦突破を果たしました。

勝った日高は、大会9日目(18日)の第3試合で紀央館と対戦します。

ところで、第1試合の前には、全国高校総体の相撲個人戦に出場する県立和歌山商業の西出大毅(にしで・だいき)選手がアスリート始球式を行いました。

また、第2試合の前には新宮市立王子ケ浜小学校3年の霍川卓也(つるかわ・たくや)さんが子ども始球式を行いました。

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