有田川町の惣菜店で買ったなれ寿司食べた3人が食中毒

2024年07月13日 16時29分

社会

和歌山県に入った連絡によりますと、今月(7月)7日、有田川()町内の惣菜店が作ったなれ寿司を買って家で食べた70代と80代の3人のグループが、下痢やおう吐などの症状を訴え、一時、病院に入院して手当を受けました。

湯浅保健所が調べたところ、なれ寿司から黄色ブドウ球菌が検出されたため、これが原因の食中毒と断定し、この惣菜店は、翌8日から営業を自粛していて、県では、きょう(13日)から15日までの3日間、営業停止処分にしました。

3人はこの惣菜店のなれ寿司を買って食べたもので、現在は全員退院し、快方に向かっています。

県・生活衛生課では「黄色ブドウ球菌は、健康な人の鼻やのど、腸の中などに生息していて、調理時の手洗いが不十分だったり、手袋をせずに調理を行ったりすると食材に付着しやすい」と話していて、県民にあらためて、調理前の十分な手洗いや消毒、手や指に切り傷や化膿がある場合は調理をしないか手袋を着用すること、食品や食材の室温管理を避け、冷蔵保管することなどを呼びかけています。

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