和歌山県庁で「ミニ矯正展」

2024年07月12日 18時00分

社会

刑務所などで行われている刑務作業や再犯防止に向けた取り組みについて広く知ってもらおうと、実際に受刑者が製作した製品を展示・販売する「和歌山県庁ミニ矯正展」が、きょう(12日)和歌山県庁本館2階県民ロビーで開かれました。

ミニ矯正展のもよう(7月12日・和歌山県庁)

これは、和歌山刑務所と矯正協会刑務作業協力事業部が、7月の再犯防止啓発月間に合わせて行っているもので、製品の販売のほかに受刑者の1日の流れが書かれたパネルもなども展示されました。

製品は、全国各地の刑務所から取り寄せていて、洗浄力の強い洗濯石鹸のブルースティックと横浜の中華麺が人気です。

和歌山刑務所からは、お手玉や、体操服を入れるポーチなどの縫製作品が販売されました。

和歌山刑務所看守長の鹿島真弓(かしま・まゆみ)さんは「社会の方に刑務所の取り組みについて知ってもらい、受刑者が頑張って作った製品をひとりでも多くの人に買ってもらいたい」と話しました。

和歌山県では、第二次和歌山県再犯防止推進計画に基づき、犯罪や非行をした人が再び罪を犯すことなく暮らして行ける社会を目指します。

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