御坊市出身・岩友親方(元・木村山)の葬儀に200人参列
2024年07月12日 17時59分
今月(7月)6日に42歳で亡くなった、御坊市出身で大相撲・元幕内「木村山」の岩友親方の葬儀と告別式が、きのう(11日)東京都墨田区の春日野部屋で営まれ、およそ200人が最後の別れに訪れました。
祭壇には、岩友親方の笑顔の遺影が飾られ、2008年の初場所で一緒に十両に昇進した元大関「栃ノ心」のレバニ・ゴルガゼさんは「つらい時も笑顔の人だった。本当に残念だし、悔しい」と語りました。
師匠の元関脇「栃乃和歌」で、海南市下津町出身の春日野親方は、岩友親方の明るい人柄を偲び「暑い中、皆さんが来てくれた。人間味が出たと思う。残った者で一生懸命頑張りたい」と述べました。
岩友親方は、県立箕島高校・東洋大学を経て各界入りし、幕内在位16場所で、2014年の初場所限りで現役を引退しました。
その後は、部屋付きの親方として後進の指導にあたったほか、名古屋場所担当も長く務めました。
また、持ち前のアイデアや人当たりの良さを活かして、大相撲のノベルティグッズの開発やユーチューブでの発信にも力を入れ、人気を博しました。