田辺市の扇ヶ浜海水浴場・7月15日から水上オートバイ規制へ
2024年07月10日 16時26分
水上オートバイと遊泳者の衝突事故を防ぐため、条例を施行して規制を行っている和歌山県は、今月(7月)15日から、田辺市の扇ヶ浜(おうぎがはま)海水浴場でも水上オートバイの乗り入れや航行を規制します。
県によりますと、規制水域となるのは、扇ヶ浜海水浴場の南北およそ450m、浜から最大250m沖合の範囲です。
この水域内では、今月15日から水上オートバイの乗り入れや航行が禁止され、違反した場合は5万円以下の過料が科される場合があります。
県・港湾空港振興課では「誰もが安心で安全な水域利用ができるよう、必要に応じて遊泳者と水上オートバイとの棲み分けを図り、地域全体で円滑な水域利用を実現したい」と話していて、県のウェブサイトにも掲載しています。
県の条例に基づいて水上オートバイの規制水域が設定されるのは、和歌山市の片男波(かたおなみ)、白浜町の白良浜(しららはま)に続いて、扇ヶ浜が3カ所目となります。