高校野球選手権和歌山大会 開幕

2024年07月10日 16時28分

スポーツ

甲子園出場をかけた第106回全国高校野球選手権和歌山大会がきょう(10日)、和歌山市で開幕しました。

熱戦の舞台となる和歌山市の紀三井寺公園野球場では、午前11時から開会式が行われ、前年度優勝の市立和歌山を先頭に有田中央・貴志川・串本古座の3校と、新宮・新翔の2校で結成した連合チームなど39校36チームの選手が入場行進しました。

そして、前年度優勝の市立和歌山・宇治田隼士(ウジタ・ハヤト)キャプテンから優勝旗が返還された後、参加選手を代表して和歌山南陵の渡辺蓮(わたなべ・れん)主将が選手宣誓しました。

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大会初日のきょう(10日)は開会式のみ行われ、和歌山北と紀北工業によるあす(11日)の開幕試合で熱戦の幕は明けられ、日程が順調に進めば28日に代表校が決まります。

期間中、公立高校で終業式が行われる19日は試合を行わないほか、準決勝と決勝の前日には休養日が設けられています。

また、試合開始時刻が16時以降となる場合を除いて、選手の健康管理と観客や応援団の熱中症対策として5回終了後に10分間のクーリングタイムを設定します。

和歌山放送では、1回戦から決勝まで35試合の模様を実況生中継でお送りすることにしています。

ところで、「南高梅」誕生の地、みなべ町と紀州みなべ梅干し協同組合、みなべ町梅干し生産者協議会は、大会に出場する39校36チームと審判団、役員、運営スタッフに個包装の南高梅干300個ずつを贈りました。

梅干の贈呈は、2011年から毎年行っているもので、今年で14回目となります。

関係者は「最近、試合中に熱中症や痙攣を起こしたりする選手をよく見かけますが、猛暑の中、塩分、クエン酸やミネラルの補給に少しでも役立てば」と話していました。

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