陸奥宗光生誕180周年を記念した企画 展開幕
2024年07月06日 16時40分
和歌山市出身で幕末から明治にかけて活躍した陸奥宗光(むつ・むねみつ)の生誕180周年を記念した企画展「陸奥宗光と和歌山 宗光を支えた紀州の賢人」がきょう(6日)から和歌山市立博物館で始まりました。
陸奥宗光は、坂本龍馬の右腕として海援隊などで活躍し、明治維新後は日英通商航海条約を締結して治外法権の撤廃という不平等条約の一部改正を成功させるなど、幕末に日本が諸外国と結んだ不平等条約の改正交渉に務めました。
企画展では、陸奥宗光が詠んだ漢詩や人物像を紹介しながら、陸奥宗光を支えた和歌山の人々のことなどを発信する資料などおよそ140点が展示されています。
企画展「陸奥宗光と和歌山 宗光を支えた紀州の賢人」は9月8日まで開かれ、入館料は一般と大学生は200円、高校生以下は無料となっています。