サイバー攻撃で和歌山市民の課税情報など15万件余りの情報が漏えい

2024年07月03日 18時03分

事件・事故政治

和歌山市が「令和5年度市・県民税特別徴収税額決定通知書」の書類を封筒に入れて封を閉じる一連の作業を委託していた業者がサイバー攻撃を受け、15万件余りの情報が漏えいしていたことがわかり、きょう(3日)和歌山市から発表されました。

和歌山市によりますと漏えいしたデータは、令和5年度分の市・県民税特別徴収税額決定通知データと住所、氏名、課税情報で、今年5月28日、業務を委託していた株式会社イセトーから身代金要求型ウイルス・ランサムウェアの感染が判明と連絡があり、その後今月(7月)1日になって15万1421件にのぼる和歌山市に関する情報漏えいが判明したとの報告を受けたということです。

今のところ、情報漏えいによる被害報告は確認されていませんが、和歌山市では、事業者に対してさらなる調査と適切な対応、報告を引き続き求めていくということです。

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