大阪・関西万博の和歌山関連の取り組み
2024年07月02日 19時13分
来年(2025年)の大阪・関西万博の開幕まで300日を切ったきょう(2日)和歌山県は、和歌山関連のアトラクションや展示などの概要を明らかにしました。
県では、関西広域連合が設置する「関西パビリオン」の中に「和歌山ゾーン」を設けて、“和歌山百景 ―霊性の大地―”をテーマにした展示を繰り広げ、30万人の集客目標を立てています。会場には和歌山の自然や神話などを映すビジョンやパフォーマンスを披露するステージ、和歌山産品が味わえるコーナが設けられます。
県では、この秋から冬にかけて、空飛ぶクルマの実証飛行や、県民文化会館で学生らと連携しての100日前イベントを開催し、機運醸成を図ることにしています。
そして、万博開催中の来年4月30日から5月3日を仮称「和歌山WEEK」として、県内の企業によるブースの出展を行うほか、閉幕直前の来年10月3日を仮称「和歌山DAY」として、県内の学生や和歌山ゆかりのアーティストが、歴史や伝統文化をテーマにしたパフォーマンスを繰り広げる予定です。
また、子どもや高校生の参加を促すため、飲食エリアに展示する押し花をつくるワークショップを、今月(7月)下旬に和歌山市と田辺市で開催するほか、海外から来日する青少年と県内の学生との交流プログラムも予定されています。
県では、万博関連の広報活動をより活発化し、県民の機運醸成をはかる方針です。