和歌山市内に住む８０歳代の男性が警察官を騙る男からキャッシュカード２枚を騙し取られたことがきょう（２８日）までにわかり、警察では特殊詐欺事件として捜査を始めました。

キャッシュカード２枚を騙し取られた和歌山市内に住む８０歳代の男性は、きのう（２７日）午後３時半ごろ、和歌山北警察署や和歌山県警の警察官を騙る男から「あなたの口座から不正に現金がおろされています」「あなたのキャッシュカードは使えないので暗証番号を教えてください」「あとから警察の者がキャッシュカードを預かりに行きます」との電話がありました。

その後、男性宅を訪れた警察官を騙る男にキャッシュカード２枚を騙し取られたもので、きょう（２８日）になって金融機関から「口座から不正に引き出された形跡がある」との連絡を受け、警察に届け出ました。

警察では、「キャッシュカードを渡して」などといったことを言われた時は詐欺を疑い、県警が開設している確認電話、通話料無料のフリーダイヤル０１２０・５０８・８７８で確認するよう呼び掛けています。