和歌山に行くために仕事の補償が必要と、海南市の女性128万円だまし取られる詐欺被害/和歌山県

2024年06月20日 16時05分

事件・事故社会

海南市の40代の女性がSNSで知り合った著名人を名乗る人物のことを信じ込み、電子マネーで合わせて128万円余りをだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったことがわかりました。SNSでやり取りを繰り返すうちに相手のことを信じ込み、「結婚したい」とか「仕事を休んで和歌山に行くために仕事の穴を埋める補償が必要だ」といった内容のメールを信じ込み、相手の求めるまま電子マネーを購入しコード番号を携帯メールで送信していました。

被害者の女性の様子がおかしいことに気が付いた家族が警察に通報しました。県警はSNSで有名人をかたり、結婚や交際する意思があるように装って被害者をだます特殊詐欺事件とみて捜査しています。同様の被害が県内で相次いでいることから県警は市民に警戒をよびかけています。

県内であった別の事件でも被害者はSNSでやり取りを繰り返すうちに、相手が愛情を持って接しているように錯覚してしまい、相手の求めに応じて電子マネーや現金をだまし取られ続けていました。相手の本性が見えにくいSNSでの被害を防止するため県警ではこうしたメールは特殊詐欺を疑ってほしいと市民に警戒をよびかけています。県警の相談ダイヤルは0120-508-878です。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55