和歌山市は、万葉の聖地・和歌の浦の誕生千三百年記念大祭や「和歌山まちなかシルクロード構想」の実行委員会を務める、和歌山市の株式会社紀泉ふるさと創研を、あらたに「都市再生推進法人」に指定し、きょう（１０日）尾花正啓市長が依岡善明()(よりおか・よしあき)社長に指定書を交付しました。

紀泉ふるさと創研は２０１８年に設立され、和歌山市の和歌の浦誕生千三百年記念大祭や、「和歌山まちなかシルクロード構想実行委員会」の事務局を請け負い、和歌浦地域のイベントや、和歌山のまちづくりを話し合う「オール和歌山まちづくり公開討論会」を開催しているほか、ＪＲ和歌山駅西口の「わかちか広場」活性化のための「和歌山まちづくりシンポジウム」なども手掛けています。これらの実績を踏まえて、和歌山市が先月（５月）１０日付けで、紀泉ふるさと創研を新たに都市再生推進法人に指定したものです。

尾花市長は「大変嬉しく思う。和歌山市のまちづくりに大いに協力して欲しい」と期待を込めました。

依岡社長は「世界の人々にも和歌山に来てもらえるイベントをいっぱい考えている。ふるさと和歌山の活性化に寄与したい」と意気込みを語りました。