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有田川町でクビアカツヤカミキリが初確認

2024年06月07日 15時27分

災害・防災社会

ウメやモモ、サクラなどの樹木を食い荒らし、瞬く間に生息範囲を広げる特定外来生物の害虫「クビアカツヤカミキリ」が、このほど(4日)有田川町()(ありだがわちょう)で初めて確認されました。和歌山県では、周辺の住民や農家などにサクラやウメ、モモ、スモモの樹木に被害がないか確認するよう呼びかけています。

県・有田振興局によりますと、今月(6月)4日、県が行っている定点調査で、有田川町内にある2本のサクラの樹木で、クビアカツヤカミキリのものとみられるフンなどの固まり「フラス」が見つかりました。その後、県の「かき・もも研究所」が調べた結果、フラスはクビアカツヤカミキリのものと確認されました。

これを受け県では、被害に遭ったサクラの樹木を処分し、JAや役場の職員らと共に半径2キロ圏内にあるサクラやウメ、モモ、スモモの樹木に被害がないかを調査しています。

和歌山県内でのクビアカツヤカミキリの発生は、紀北地方や御坊・日高地方ですでに確認されていますが、有田地方では初めてです。

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