第35回全国「みどりの愛護」のつどい・秋篠宮皇嗣殿下ご夫妻を迎え和歌山市で開催
2024年06月01日 16時02分
緑に感謝を捧げ、緑を守り育てる豊かな心をはぐくむ、全国「みどりの愛護」のつどいが、きょう(6月1日)和歌山市の和歌山城ホールで、秋篠宮皇嗣殿下ご夫妻をお迎えして開かれました。
全国「みどりの愛護」のつどいは、国土交通省と都道府県などが毎年持ち回りで主催しているもので、35回目となることし(2024年)は和歌山県と和歌山市が開催しました。
午前10時から開かれた式典には、全国でみどりの愛護や緑化活動に励む団体の関係者らおよそ900人が出席し、主催県を代表して岸本周平知事が「物質的に満たされた今こそ、みどりの愛護の理念を再認識し、和歌山から全国に輪を広げ、次の世代に受け継がれる事を期待する」と歓迎のあいさつをしました。
続いて、活動報告と緑化活動に功績のあった団体への表彰が行われ、和歌山市のNPO法人「花いっぱい推進協議会」の森川勝(もりかわ・まさる)理事長が活動を報告し、和歌山市の古屋(こや)緑地公園美化協力会には知事表彰が贈られました。
このあと、秋篠宮さまがおことばを述べられ「きのう(5月31日)訪れた広川町(ひろがわちょう)では、防災林を備えた広村堤防を保護していて、緑が防災に果たす役割と守り育むことの大切さを継承する必要性を感じている」と語りました。
最後に、和歌山市立中之島小学校6年の中井千莉(なかい・せんり)さんと、和歌山市立三田(さんた)小学校6年の垣本晃奈(かきもと・あきな)さんが「改めてみどりの大切さをここに確認し、海と山と川に囲まれた自然の恵み豊かな和歌山の地から誓います」と元気よく宣誓し、閉会しました。