和歌山県教育委員会は県立橋本高校と新宮高校の２校の普通科を再編することを決めその概要を公表しました。

それによりますと、橋本高校は来年度（２０２５年）の入学者から普通科を探究科に改め、普通科をベースにしながら探究的な学びや、環境、地域課題を加味した学科にします。また地元の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を題材に大学や研究機関、企業と連携し持続可能な社会の実現や課題解決力を身につけ学びを深めることにしています。

また新宮高校では普通科を来年度から普通科と学彩探究科の２つの科に分割します。学彩探究科では普通科のカリキュラムをベースにして探究的な学びを重視することにしていて、熊野文化を学んだり、地域や国内外でリーダーなどとして活躍する人材を育成します。学彩探究科は全国から生徒を募集することにしています。いずれの学校も募集定員は今年１０月下旬に発表することにしています。