「社会を明るくする大使」和歌山出身の桂枝曾丸さん21年連続で

2024年05月23日 17時00分

社会福祉・医療

官民一体となって非行や犯罪の立ち直りを支援する「社会を明るくする運動」和歌山県推進委員会の第74回総会が、きょう(23日)和歌山市で開かれ、地元出身の落語家・桂枝曾丸()(かつら・しそまる)さんをことし(2024年)も「社会を明るくする大使」に認定しました。枝曾丸さんの大使への委嘱は21年連続です。

「社会を明るくする大使」に認定された桂枝曾丸さん(中央)(5月23日・和歌山市・和歌山地方合同庁舎)

この運動は、犯罪や非行をした人の更正や社会復帰を支え、地域とともに犯罪や非行の無い社会を築こうと法務省が提唱しているもので、ことしで74回目です。

きょうは、和歌山地方検察庁や和歌山保護観察所、和歌山県、県・保護司会連合会などから代表者が出席し、和歌山地検の柴田真()(しばた・しん)検事正から枝曾丸さんに認定状が交付されたほか、岸田文雄総理大臣のメッセージを枝曾丸さんが代読し、県の山本祥生(やまもと・さちお)()環境生活部長に伝達しました。

枝曾丸さんは「よみがえりは、社会を明るくする運動が目指すところで、よみがえりの聖地・和歌山からより多くの人に訴えたいです」と呼びかけました。

また、きょうの総会では、7月の強調月間に県内各地で啓発活動を展開するほか「社会を明るくする運動作文コンテスト」開催などの行動計画が確認されました。

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