「森林と樹木の日」記念式典、紀の川市で
2024年05月19日 17時37分
「わかやま森林と樹木の日」記念式典が、きょう(19日)、紀の川市のハイランドパーク粉河(こかわ)で開かれました。これは、2011年に県内で開かれた「全国植樹祭」を機に、県が、植樹祭が行われた5月に、毎年開催しているものです。
きょうは、あいにくの雨の中、関係者およそ150人が参加し、県内での森林や樹木を守り育てる活動で、特に功績があった人や団体を讃える「県緑化功労賞」の表彰式が行われました。
今回は、町内外で、体験学習や木工教室を開くなど、森林保全意識の醸成に貢献した「一般財団法人 有田川町ふるさと開発公社」と、山村資源を活用した体験型観光で、地域の活性化に取り組むなどした原見知子(はらみ・ともこ)さん、それに、企業の森活動で、地域と企業の交流を深め、地域文化への関心を高めた「中辺路町(なかへちちょう)森林組合」が表彰されました。
そして、和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事や紀の川市の岸本健(きしもと・たけし)市長が、地元のこどもたちとともに、「コウヤマキ」と「オガタマノキ」を植樹しました。
また、式典後には、ネイチャーゲームが催され、地元の「みどりの少年団」が、植物や生き物でビンゴを楽しんだり、自然の中に紛れた人工物を探す遊びを体験し、草花にふれ、親しんでいました。