再発防止へ女性の視点採用、自民・ダンサー問題報告書
2024年05月19日 14時55分
自民党青年局はきのう(18日)、自民党和歌山県連が主催した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた問題を受け、再発防止策を盛り込んだ報告書を公表しました。ここでは、和歌山県議会議員の独断で企画が進んだ反省点を踏まえ、今後は複数人で事業計画書を作成し、女性や学生の視点を積極的に取り入れるとしています。
問題の会合は、去年(2023年)11月に開かれた和歌山県連主催のもので、参加者がチップを口にくわえて、ダンサーに渡すなど、品位に欠ける行動があり、全国から非難を浴び、政治不信に拍車をかけました。そして、この会合に参加していた当時の藤原崇(ふじわら・たかし)青年局長がすでに辞任しています。
報告書では「青年局の存在意義すら問われる事態」と総括し、鈴木貴子(すずき・たかこ)青年局長は、党本部で記者団に「二度と国民の不信を招いてはならない。緊張感を持って今後の活動に取り組む」と話しました。