自民党の元幹事長・二階俊博()衆議院議員８５歳の三男で、公設秘書の二階伸康()(のぶやす)氏４６歳が、あす（１７日）田辺市で記者会見を開き、次の衆議院選挙で新しい和歌山２区から立候補を表明することがわかりました。これは、伸康氏の事務所が、きのう（１５日）明らかにしたものです。

次の衆議院選挙を巡っては、現在新しい和歌山２区の支部長を務めている二階俊博氏が、政治資金裏金問題の責任を取るとして不出馬を表明し、後継が焦点となっていました。

伸康氏は、先月（４月）和歌山県町村会から出馬要請を受け「重く受け止めている。熟慮を重ねて結論を得たい」と話していて、その後も各種団体などからの出馬要請が相次いでいます。

和歌山・岩出・紀の川の３市を除く県内すべての市町村がエリアとなる衆議院の新しい和歌山２区には、共産党の新人で元・県議会議員の楠本文郎()(くすもと・ふみろう)氏６９歳も立候補を表明しています。