勇壮な武者行列に歓声、九度山真田まつり
2024年05月05日 18時30分
戦国武将、真田昌幸(さなだ・まさゆき)・幸村(ゆきむら)・大助(だいすけ)のゆかりの九度山町で、きょう(5日)、真田三代(さんだい)をしのぶ、恒例の「真田まつり」の武者行列があり、勇壮な戦国絵巻の再現に、観光客らが歓声を上げました。
道の駅「柿の郷(さと)くどやま」の芝生広場で出陣式のあと、甲冑(かっちゅう)を身に着け、馬にまたがった真田三代を先頭に、総勢およそ150人が、九度山町の中心部へ向けて出発しました。
昌幸には、姉妹都市で長野県上田市の真田地域自治センター長、北沢秀一(きたざわ・しゅういち)さん58歳が扮し、馬上の3人は、見物客に手を振っていました。そのうしろには、真田十勇士(さなだじゅうゆうし)、子ども武者、鉄砲・なぎなた隊などが続き、6年ぶりに、稚児行列も参加、商店街通りから真田庵までのおよそ2キロを練り歩きました。
見物に来た橋本市の65歳の男性は「活気がすごい。若者が多く参加していて、新鮮な気分」と話していました。