和歌山市、人口対策本部会議開く若者の希望がかなえられる街づくりを検討
2024年05月02日 10時43分
和歌山市の将来の人口ビジョンについて検討する和歌山市の人口対策本部会議が
このほど(4月30日)開かれ、若者が住み続けられるまちづくりを推進していくことについて話し合われました。
会議は先月に続き2回目の開催で、本部長を務める和歌山市の尾花正啓市長は
「若者が結婚出産し、住み続けられるなど夢が叶えられるまちづくりをすすめていくための戦略を立てていこう」と挨拶しました。
会議では、和歌山市の人口が四半世紀後の2050年には今より、7万人減少し28万になることが想定されると今後の人口動態について説明がありました。また、労働人口の減少が懸念されることや20代から30代の若い女性の大阪市内への人口流出 が目立っていることなど現状の課題についても討議されました。
尾花市長は、今後大学生や高校生に意見を聞く場を設けたり、人口流出に歯止めをかけるため結婚や出産、子育てなど若者の夢が叶えられるまちづくりの戦略を立てていくことなどを幹部職員に提案しました。
また、当日はデジタル田園都市構想に対応する取り組みについても話し合われました。