【選挙】白浜町長選挙、元参議院議員の大江氏が初当選

2024年04月28日 22時28分

政治

任期満了に伴う白浜町長選挙の投票が、きょう(28日)行われ、即日開票の結果、無所属・新人で、元参議院議員の大江康弘(おおえ・やすひろ)氏70歳が、4選を目指した現職や、ともに元国会議員秘書の新人候補2人をやぶり、初当選しました。

支持者らとバンザイをして、初当選を喜ぶ大江氏(右から2人目)

白浜町選挙管理委員会が、今夜9時15分に発表した開票結果です。敬称は省略します。

当選 大江康弘(おおえ・やすひろ) 無所属・新 3714票
   井澗誠(いたに・まこと) 無所属・現 2802票
   鈴木彬人(すずき・あきひと) 無所属・新 1989票
   井本司(いもと・つかさ) 無所属・新 1963票

以上が、この日行われた白浜町長選挙の開票結果でした。

投票率は、61・73%で、4年前の前回選挙に比べ、2・02ポイント低くなりました。当日有権者数は、1万7091人でした。

当選した大江氏は、1953年、田辺市生まれの70歳で、県立田辺高校や芦屋大学を卒業、参議院議員秘書などを経て、和歌山県議会議員を6期、参議院議員を2期つとめたあと、4年前の前回の町長選挙に立候補しましたが落選し、今回2度目の挑戦で、白浜町長に初当選しました。

記者に抱負を語る大江氏

大江氏は、選挙事務所で、支持者らとバンザイをして、当選を喜んだあと、事務所前で記者の質問に答え、町の課題解決のため、役場の組織改革に取り組むとし、具体的な政策としては、県とともに、南紀白浜空港の滑走路の2500メートル化に取り組むほか、隣接地に、防災拠点を整備したいと話しました,また、都市計画を改め、新しいホテルや企業誘致に取り組んだり、ホテルで使う農水産物などを白浜町産のものにしてもらえるよう工夫したいなどと話しました。

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