連合和歌山・第95回メーデー和歌山県中央集会

2024年04月27日 13時26分

社会

大型連休初日のきょう(27日)和歌山県内最大の労働団体・連合和歌山が主催する、第95回メーデー和歌山県中央集会が、和歌山城砂の丸広場で開かれ、およそ6千人の労働者が団結しました。

ガンバローコールで団結する参加者(4月27日・和歌山城砂の丸広場)
あいさつする連合和歌山の山本龍一会長
デモ行進を行う参加者ら

会場周辺でのデモ行進のあと開かれた集会には、和歌山県の岸本周平知事や和歌山市の尾花正啓()(おばな・まさひろ)市長、海南市の神出政巳()(じんで・まさみ)市長ら自治体の首長や、労働者組合、福祉団体などの代表者らを来賓に迎えるなか、主催者を代表して、連合和歌山の山本龍一()(やまもと・りゅういち)会長が「連合和歌山管内の企業の賃上げ率は、全体で4・66%、中小組合で5・5%だが、殆どの労働者が組合の無い中小企業で働いているのが現状だ。引き続き、県内の賃金水準引き上げに取り組む」とあいさつしました。

このあと、働くことを軸とする安心社会の実現と平和と人権が尊重される社会の実現などを盛り込んだ大会宣言を採択しました。最後に参加者全員がガンバローコールで連帯を確認しました。

今回初めて設けられた「フードドライブ」受付ブース

会場の砂の丸広場では、参加団体による飲食物の販売やステージイベントが行われたほか、今回初めて、こども食堂などへ食料品を提供するための「フードドライブ」の受付窓口などが設けられました。

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