特殊詐欺被害相次ぐ、和歌山県

2024年04月21日 17時25分

事件・事故

紀の川市の40代の男性が、コンピューターのウイルス駆除絡みで、電子マネー40万円分をだまし取られたほか、みなべ町の50代の男性が、スマホアプリのラインを通じた投資詐欺で、現金20万円を奪われました。岩出警察署や田辺警察署が特殊詐欺事件として捜査しています。

きのう(20日)夕方、紀の川市の40代の男性が、パソコンでインターネットを閲覧中、表示された「ウイルスに感染、駆除するにはサポートセンターへ」という画面を信じ、電話で連絡を取り、言われるままに、費用として、電子マネーのギフトカード、40万円分をだまし取られました。

一方、みなべ町の50代の男性は、先月(3月)下旬、スマートフォンで副業関係の動画を閲覧中、SNSを通じて、「投資すれば儲かる」と勧誘され、金融機関から指定の口座へ送金、画面では儲けが出ているのに、引き出せないなどと言われ、詐欺に気付いたもので、20万円をだまし取られました。

警察では、特殊詐欺被害が増えているとして、「必ず儲かる」とか「知らない人からの友達申請」、「電子マネーを送って番号を教えて」、「キャッシュカードを渡して」、「保険料を還付する」などといったことを電話やメール、SNSで受け取った時は、詐欺を疑い、まず、確認するよう注意を呼びかけています。県警が開設している確認電話は、通話料無料のフリーダイヤル0120・508・878です。

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