和歌山県と中国山東省の友好40周年記念植樹
2024年04月19日 19時13分
和歌山県が中国・山東省と友好提携を結んでから40周年を迎えたことを記念して、きょう(19日)山東省からの訪問団が和歌山市を訪れ、県立近代美術館に隣接する丘に友好のしるしの白松を植樹しました。
訪れたのは、中国共産党・山東省委員会の白玉剛(はく・ぎょくこう)常務委員 兼 宣伝部長や、薛剣(せつ・けん)駐大阪領事らおよそ50人で、和歌山県日中友好協会の中拓哉(なか・たくや)会長や県議会の濱口太史(はまぐち・たいし)議長、それに、和歌山大学教育学部附属小学校の児童らの歓迎を受けました。
そして、白常務委員らは、儒学の祖・孔子の像が展示されている近代美術館に隣接する丘に、日中友好と長寿の象徴である白松「白皮松」の苗を植樹し、和歌山県との末永い友情への思いを新たにしました。
白常務委員は「和歌山の皆さんの熱意と活力を感じています。次は皆さんの山東省への訪問を心待ちにしています。次の40周年の物語を始めようと思います」とあいさつしました。
山東省の訪問団は、このあと、和歌山マリーナシティホテルでの懇談会に出席し、あす(20日)は高野山金剛峯寺を訪問したあと、大阪府へ移動する予定です。