ミュージックソン・和歌山放送から和歌山県警に「音の出る信号機」目録贈呈
2024年04月05日 19時20分
和歌山放送が全国のAMラジオ局と共同で展開しているキャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」に寄せられた募金をもとに、ことしも音の出る信号機2機が、和歌山市と田辺市に設置されることになり、きょう(5日)和歌山県警察本部に目録が贈呈されました。
去年(2023年)11月からことし1月にかけて繰り広げた和歌山放送のミュージックソンでは、およそ400万円の浄財が寄せられ、これをもとに、和歌山市小雑賀(こざいか)の国体道路と、田辺市新庄町の東部大橋東詰の2カ所に音の出る信号機をあらたに設置することになり、ミュージックソンによる設置はこれで118基となります。
和歌山県の音の出る信号機の設置率は、2022年3月末現在、23・5%で、全国1位となっています。
けさ、和歌山県庁前で開かれた春の全国交通安全運動の出発式で、和歌山放送の中村栄三(なかむら・えいぞう)社長から和歌山県警の津田陽三(つだ・ようぞう)交通部長に、音の出る信号機の目録が贈呈されました。
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、1975年に東京のニッポン放送が創設した、目の不自由な人が道路を安全に渡れるよう、ラジオ番組を通じて音の出る信号機の設置のため募金を呼びかけるチャリティキャンペーンで、和歌山放送では1986年に参加し、現在、全国11のラジオ局で同時に展開しています。