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和歌山高校でチューリップフェスタ

2024年04月05日 18時48分

社会

和歌山市新庄(しんじょう)の県立和歌山高校で、およそ1万5千本のチューリップが色とりどりの花を咲かせ、訪れる人たちを楽しませています。

【和歌山高校の校庭に咲くチューリップ】

これは、和歌山高校が、生徒や保護者、教職員が、地域住民とともに、1996年から取り組んでいる校内の美化活動の一環で、中庭を中心に、校門付近や駐車場脇などで、チューリップを栽培しているもので、今や「和歌山高校といえばチューリップ」とか、「チューリップのきれいな学校」と言われるほどに定着しています。

【辰年に因んだタツノオトシゴ型に植えられた花壇】

そして、2003年からは、春休みの期間を利用して「チュ-リップフェスタ」自由鑑賞DAY(デイ)として、学校を開放し、誰でも見学できる期間を設け、また、4月最初の土曜日には、イベントも開催してきました。

【校庭のチューリップ畑、和歌山高校の「W」の文字も】

今年(2024年)も今月(4月)1日から自由鑑賞DAYが始まり、赤、黄、白、橙、紫などの花が咲く校庭に、連日、近くの人らが訪れ、花を眺めながら散策したり、写真を撮るなど楽しんでいます。自由鑑賞DAYはあさって(7日)まで、毎日午前9時から午後4時まで行われます。

【校舎前の案内】

また、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で、中止が続いていたイベントも、あす(6日)、5年ぶりに開催され、総合音楽部のライブ演奏会や、書道部の書道パフォーマンス、校庭の好きな場所で写真を撮影し、その場で無料で印刷してくれる写真部による記念写真サービス、また、生徒会や家庭部などによる模擬店が開かれます。

また、和歌山高校では、学校から家庭へ、地域へという「チューリップリレー」も行われています。これは、和歌山高校で、毎年5月下旬に開催される「球根抜き」というイベントを通じ、来場者に球根を配布し、それを家庭などで植えて、翌年に花を咲かせてもらおうというもので、チューリップの花の輪が広がっています。

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