和歌山県かつらぎ町・町内全小中学校給食に「金芽米」導入へ

2024年04月04日 17時34分

教育経済

和歌山県かつらぎ町は、今年度(2024年度)から、町内すべての小・中学校の給食で、和歌山市の東洋ライスの「金芽米(きんめまい)()」を導入することになりました。

また給食用のパンも、原料の小麦粉の一部を金芽米の米粉に置き換えた「金芽米パン」を取り入れます。

金芽米は、白米の精米過程で削り取られる、栄養分とうまみ成分の豊富な「亜糊粉層()(あこふんそう)」を残した東洋ライスの栄養米で、全国各地の学校給食などに導入するところが増えています。

かつらぎ町でも、町内すべての小中学校で、新学期最初の給食から、地元産の玄米から精米した金芽米が提供されるほか、今月(4月)12日からは金芽米パンも提供されます。

学校給食での金芽米の米とパンの同時提供は全国初で、かつらぎ町では「子どもの健やかな成長と地元農家の支援を推進したい」と話しています。

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