和歌山県出身の力士・ 海龍と琴紀峰が引退
2024年03月27日 18時32分
和歌山県出身の力士のうち、海南市出身の幕下・海龍(かいりゅう)と和歌山市出身の序二段・琴紀峰(こときほう)の引退がきょう(27日)、日本相撲協会から発表されました。
出羽海(でわのうみ)部屋の幕下15枚目・海龍(かいりゅう)は海南市出身の34歳で、中学校卒業後、新宮市出身で元小結・久島海の亡き14代田子ノ浦親方が師匠を務めていた田子ノ浦部屋に入門し、2005年の3月場所で初土俵を踏みました。
最高位は東幕下2枚目で、2016年9月場所からは6場所連続で幕下の一桁番付を維持したものの、あと一歩のところで十両昇進は果たせませんでした。
今年の3月場所限りで現役を引退し、日本相撲協会に世話人として採用されました。
一方、佐渡ヶ嶽部屋の序二段86枚目・琴紀峰(こときほう)は、和歌山市出身の21歳で、2018年3月場所で初土俵を踏みました。
最高位は序二段7枚目で今年の3月場所は初日から休場したあと現役を引退しました。
2人の引退で和歌山県出身の力士は、紀の川市出身の幕下・千代雷山(ちよらいざん)と御坊市出身の序二段・栃乃島(とちのしま)の2人になりました。