【能登半島地震】上山遺児育英会が和歌山県通じて義援金500万円寄贈

2024年03月25日 16時07分

政治災害・防災経済

和歌山県有田市(ありだし)()に拠点を置く公益財団法人上山()(うえやま)遺児育英会は、能登半島地震の被災地支援に役立ててもらおうと、このほど500万円を和歌山県に寄贈し、きょう(25日)岸本周平知事から感謝状が贈られました。

義援金贈呈後の記念撮影(左:上山社長・右:岸本知事・3月25日・和歌山県庁知事室)

上山遺児育英会は「金鳥の蚊取り線香」で有名な、大日本除虫菊株式会社が設立した公益財団法人で、創業地の有田市との縁から、和歌山県内の交通遺児や災害遺児への奨学金の給付などを行っていて、ことしの元日に発生した能登半島地震の被災地を支援しようと、和歌山県に500万円を寄贈しました。

和歌山県庁の知事室を訪れた会の代表理事で大日本除虫菊の上山直英(うえやま・なおひで)()社長は、先日、石川県の被災地を視察した岸本知事から、トイレ環境の悪化について話題が及ぶと「2011年の東日本大震災で福島県を支援した際、消臭と防虫機能を持った簡易トイレを開発し、現地の支援に役立てた」と語り、岸本知事は「県では、能登半島地震をきっかけに防災の抜本的な見直しを検討している。どうか、御社の取り組みを勉強させて欲しい」と協力を求めました。

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