和歌山の若き技術者を育成・雑賀技研「AI×IoTサイカ塾」入塾式

2024年03月24日 17時19分

教育社会経済

技術系を目指す学生や若手の社会人を対象に、AI・人工知能やIT機器を活用した様々な技術を研究してもらう無償の講座「AI×IoT()サイカ塾」の入塾式が、きょう(24日)和歌山市で開かれ、1期生となる男女16人が思いを新たにしました。

第1期生の記念撮影(3月24日・和歌山市美園町)

これは、和歌山市の雑賀()技術研究所による公益事業で、近年、人材不足が課題となっている中小企業の専門技術者を育成し、外部の専門家が1年間かけて、AIやIoT技術の基礎から研究発表までを無償で指導するもので、1期生として県内を中心に学生や社会人16人が受講します。

名誉塾長で雑賀技術研究所の雜賀理事長

きょう午後、和歌山市美園町のJAビルで開かれた入塾式で、名誉塾長を務める賀技術研究所雜賀慶二()(さいか・けいじ)理事長が「これから学ぶAIやIoT技術をそれぞれの分野で応用し、伝えて欲しい」と歓迎のあいさつをしました。

1期生を代表して決意を語る島孝太郎さん

続いて、1期生を代表して、海南市の島孝太郎()(しま・こうたろう)さんが「近い将来、AIの技術はさらに発展が見込まれます。ここでの学びは、私の夢をさらに大きく育てるでしょう。仲間と切磋琢磨することを心から楽しみ、学んだことを通じて地域経済と産業の発展に寄与し、新しい価値の創造につなげたい」と決意を表明しました。

塾生に意義を語る中西事務局長

1期生はこれから1年間、プログラミング言語と機器を組みあわせた実習をもとに、 それぞれのテーマで研究を深めます。

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